繭佳の日記
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そんな奴はいねぇ?!
センチメンタルじゃあーにー
とらドラ7巻、読了
憧れのヒトと、そばに居て欲しいヒト
まさに理想と現実を地で行く感じで。
周りはみんな気付いていて、気付いていないのは自分だけ、だった構図。
自分の気持ちにようやく気付いた大河、近くて遠い気持ちの距離…
というか、次巻で収拾つけるんだろうか、そこが楽しみだ
冷静に考えると、ハーレム漫画なんだけど、好きという形が単純じゃない
とても不器用で誰が誰を好きなのか明確にしない、濁したつくりがとてもいい
特に今回の話の実乃梨の立ち位置は非常によくわかる
冒頭から、不可解に思えるその行動も恋愛に対しての臆病さ、大河の気持ちを知りつつも竜児に
惹かれてしまっている自身の葛藤。5巻に描かれている大河のことで竜児に嫉妬して、竜児に冷たく
当たる姿は有る意味伏線ともいえる。
実際、今回の顛末に当たる「先回りして振られた」というのはかなり女性的な描き方だと思う。
#まぁ、現実でこれをやるときに、失敗するとただの頭の痛い女だと思われる可能性があるのだが
脈あり、脈なし
そのフラグは立ってません、なノリでいくと
脈はあるんだけど、周りの状況からいって(対象省略)を傷つけたくないという対応
女々しい男だと、話をこじらせて強引に告白に持っていくのだろうが
恋愛ド素人の竜児は、変にカンがするどく
「先回りして振られた」という事実だけを受け取り、周りの心の動きが見えていない
で、こっから大暴走(空回り)してくれたらかなり面白いのだが、さすがにそんな展開にはならないかな?
告白する側には、振られるんじゃないかという恐怖があるのに対して
告白される側も、相手の気持ちを受け入れるだけの器がない(恋愛というものが見えてない)と恐怖でしかないし
同様にその相手のことを好きな友人が居たら、その子を傷つけてしまうことになるし
思春期の女の子って変に友人関係に厳しい、といったステレオタイプてきな発想
まぁ、次巻が楽しみですよん